PacketCluster連携

概要

Packet ClusterサーバーにTELNET接続して、スポット情報を取り込む機能です。バンドスコープと連携しRIGへ周波数をセットすることができます。
※COMポートを使用した接続(パケット通信)機能は残っていますが動作未確認です。

設定

  1. WindowsメニューのOptionsをクリックして、Optionsダイアログを表示しHardwareタブを開きます。
  2. PacketCluster欄(赤枠の所)でPortをTELNETにし、[TELNET settings]ボタンをクリックします。
    設定画面
  3. 下図のTELNET settingsダイアログで、Host name Port #を入力します。Host name欄にホスト:ポートの形式で入力することもできますが、Port #欄は0以外の値にして下さい。(Host name欄のポート番号が優先されます)
    ホスト情報入力画面

ClusterList.txt

zlog.exeと同じフォルダにClusterList.txtと言うファイルを置いておくと、接続先ホストの選択リストに表示されます。
選択リスト表示例
内容例

telnet.reversebeacon.net:7000
ccc.jg1vgx.net:7373
arc.jg1vgx.net:7000
dxc.jg1vgx.net:7300

ホストへ接続

  1. WindowsメニューのPacket Clusterをクリックするか、zLogのメインウインドウのボタンをクリックします。
    Packet Cluster接続ボタン
  2. Packet Clusterウインドウが表示されるので、[Connect]ボタンをクリックします。
  3. ホストの種類にもよりますが、コールサインの入力を求められますので、自分のコールサインを入力しEnterキーを押します。
    Packet Clusterウインドウ
  4. バージョン2.7.0.5からの追加オプション
    Auto Login・・・自分のコールサインで自動的にログインします。
    Auto Reconnect・・・何らかの理由で接続が切れた場合、自動で再接続します。
    Record logs・・・Cluster/SKIMMERからの受信データをファイルに記録します。ファイル名はzlog_telnet_log_yyyymmdd.txtでzlog.exeと同じフォルダに作成されます。
    Packet Clusterウインドウ
  5. 受信が始まります。
    Packet Clusterウインドウ
  6. 受信したスポットはバンドスコープへ展開されます。未交信が緑、交信済みが黒で表示されます。リグコントロールしている場合、ダブルクリックすることでリグへ周波数を設定します。
    Band Scope表示例

おまけ

Clusterから送られてくるデータをフィルターしたい場合は、次のコマンドを使います。
CC Clusterの例

SET/FILTER DXCTY/PASS JA

解除するには次のコマンドを使います。

SET/FILTER DXCTY/OFF

詳しくは下記のサイトを参考にして下さい。
telnetクラスタコマンド早見表