ユーザー定義コンテストの仕様（CFGファイル仕様）

記述方法

下記の様に行頭よりコマンドを記載、タブで区切ってパラメータを記載し行末は;（セミコロン）です。 ;（セミコロン）以降はコメントとして扱われ解釈されません。コマンドは大文字小文字区別されません。

; ALL JA8用
alphapt	A1B2C3D4E5F6G7H8I9J9M1Y5;	年代別符号から
;
dat	ja8;		DAT FILE
cut	1;		-x[n] option
sendnr	$VM; (年齢符号)	CONVCG 用

番号	コマンド	説明
1	LOCALPT	ローカル（後述）の得点
2	LOCALCTY	ローカルとして扱うCOUNTRY
3	LOCALCONT	ローカルとして扱うCONTINENT
4	LOCAL	ローカルとして扱うコンテストナンバー文字列
5	LOCMIN	ローカルとして扱うコンテストナンバーの最小長さ（これ以上）
6	LCUT	ローカルのコンテストナンバーの右側を指定文字数カット
7	LTAIL	ローカルのコンテストナンバーの右側を指定文字数使う

番号	コマンド	パラメータ	説明	初期値
1	DAT	ファイル名	.DATファイルのファイル名。CFGと同じフォルダより読み込む。下記の5ファイルはzLogに内蔵されていますので、実際のファイルが無くても指定可能です。 ACAG.DAT, XPO.DAT, IOTA.DAT, ARDX.DAT, ARRL10.DAT
2	CTY	なし	zLog.exeと同じフォルダより、CTY.DATを読み込む。

番号	コマンド	パラメータ	説明	初期値	実装Ver.
1	SAMECTYPT		同一COUNTRYの得点
2	SAMECONTPT		同一CONTINENTの得点
3	DEFAULTPT		デフォルト得点
4	SPECIALCALLPT		スペシャルコールの得点
5	SPECIALCALLS		スペシャルコールをカンマ区切りで
6	ALPHAPT		アルファベット別得点 A1B2C3の様に
7	ALPHAPT2		アルファベット別得点 A10B02C03の様に		2.8.4.5
8	COUNTHIGH	ON/OFF	同一バンドで違うモードの場合高い得点を採用する	OFF

番号	コマンド	パラメータ	説明	初期値
1	SENDNR		送信コンテストナンバー
2	CUT		コンテストナンバーの右側を指定文字数カット
3	TAIL		コンテストナンバーの右側を指定文字数使う
4	JARL	ON/OFF	末尾のアルファベットをカット	OFF
5	CUTTAILABT	ON/OFF	JARLと同じ	OFF

番号	コマンド	パラメータ	説明	初期値	実装Ver.
1	TIME	UTC/JST	タイムゾーンの指定	JST
2	COUNTMULTIONCE	ON/OFF	count multi once regardless of band	OFF
3	NOCTYMULTI		use citylist for these countries	なし
4	MODE	ON/OFF	同一バンドでモードが違うQSOを受け入れる（ON or OFF)	OFF
5	UNDEFMULTI	ON/OFF	不明マルチを受け入れる（ON or OFF）	OFF
6	POWER	-HHHHHHMM—-	1.9 MHz … 10.1GHz&upの順でパワーコードを指定。現在はHMLPは未使用。-のみ使用
7	UNLISTEDMULTI	ON/OFF	allows unlisted multi to be logged but not counted as a multi	OFF
8	NOMULTI	ON/OFF	ONでマルチを使わない	OFF
9	PXMULTI	OFF	プリフィックスマルチ	OFF
10		NORMAL	/の前後で４文字以上の方より、数字が出てくるまでをプリフィックスとする
11		WPX	WPX方式
12	SERIAL	OFF	OFFでシリアルＮＯ使用しない	OFF
13		ALL	全バンド共通シリアルＮＯ
14		BAND	バンド別シリアルＮＯ
15	SERIALSTART		シリアルＮＯ開始番号
16	WARC	ON/OFF	ONでWARCバンドを使用する	OFF
17	COEFF	ON/OFF	ONで係数欄を使用可能とする	ON
18	USEPERIOD	ON/OFF	ONでコンテスト期間を使用する	OFF	2.8.6.0
19	STARTTIME	0-23,-1	コンテスト開始時,-1で設定無し	-1	2.8.5.0
20	PERIOD	24,48	開催時間(H)	24	2.8.5.0

以下のコマンドはSelect User Defined Contestウインドウで読み込みし、Optionsウインドウの内容を上書きできる物です。

番号	コマンド	説明
1	PROV	$V 都府県支庁ﾅﾝﾊﾞｰ FOR ﾌｨｰﾙﾄﾞﾃﾞｰ($Q)ETC
2	CITY	$Q 市郡区ﾅﾝﾊﾞｰ FOR 全市全郡 ETC
3	F1_A	F1キーで送出されるバンクＡのメッセージ
4	F2_A	F2キーで送出されるバンクＡのメッセージ
5	F3_A	F3キーで送出されるバンクＡのメッセージ
6	F4_A	F4キーで送出されるバンクＡのメッセージ

以下のコマンドはOptionsウインドウで設定できるため使われなくなりました。

番号	コマンド	パラメータ	説明
1	MYCALL		自分のコール
2	WPM		CWの速度
3	WEIGHT		ウェイト
4	TONE	ON/OFF	サイドトーン出力
5	LOOP		CQ繰り返し間隔（秒）
6	VLOOP		CQ繰り返し間隔（秒）（ボイスメモリ）
7	ZERO		$Q,$R,$S で数字を略す
8	ONE		1の省略形
9	NINE		9の省略形
10	F5_A		F5キーで送出されるバンクＡのメッセージ
11	F6_A		F6キーで送出されるバンクＡのメッセージ
12	F7_A		F7キーで送出されるバンクＡのメッセージ
13	F8_A		F8キーで送出されるバンクＡのメッセージ
14	F1_B		F1キーで送出されるバンクＢのメッセージ
15	F2_B		F2キーで送出されるバンクＢのメッセージ
16	F3_B		F3キーで送出されるバンクＢのメッセージ
17	F4_B		F4キーで送出されるバンクＢのメッセージ
18	F5_B		F5キーで送出されるバンクＢのメッセージ
19	F6_B		F6キーで送出されるバンクＢのメッセージ
20	F7_B		F7キーで送出されるバンクＢのメッセージ
21	F8_B		F8キーで送出されるバンクＢのメッセージ
22	CQ2
23	CQ3
24	REVERSE		パドル長短点
25	SPC		SuperCheck用ファイル名
26	SUB		SUBファイル名