IC-7300とzLog 令和editionを接続する場合
ここでは、IC-7300をUSBケーブルを用いてリグコントロール(CI-V、CW、CQマシン)を行う場合の設定を説明します。
PCのセットアップ
IC-7300とPCを繋ぐ前に、無線機をUSBで操作するためのドライバーを以下のリンクからインストールしてください
過去にzLogを使っているPCで、ICOMまたはYaesuの無線機を用いたFT8(USBケーブルのみで)を行ったことがある場合や、USBケーブルを用いてICOMまたはYaesuの無線機を制御したことがある場合には、過去に同じことを行っていると考えられます。その場合には、この作業は不要です。
IC-7300の設定
バージョンについて
IC-7300のver1.41を想定しています。
ver1.41ではない場合でもリグコントロールは可能ですが、CQマシーン機能が使用できない(変調入力をMIC, USBに設定できない)バージョンがございます。
その場合、以下のリンク及びリンク先の説明を読んでバージョンをアップデートをお勧めします。
設定
SETを選んでください
外部端子を選んでください
右の下ボタンを押して2ページ目に行ってください。すると、変調入力(DATA OFF)があります。これを押して、MIC, USBに変更してください。(MIC, USBは2ページ目にあると思います)
- ない場合にはMIC, ACCにしてください。(ただし、zLogからのCQマシーンの音声が非常に小さく入力されますので、CQマシーンは実用的ではありません)
外部端子の設定のページに戻り、下ボタンを押して3ページ目に行ってください
CI-Vをタッチしてください
設定を画像のように変更してください
- USBポートをREMOTEから切断、USBボーレートを自動、USBエコーバックをOFFにする
外部端子の設定のページに戻り、下ボタンを押して4ページ目に行ってください
USB/SENDキーイングを押して、画像のようにUSBSENDをRTSに、USBキーイング(CW)をDTRにしてください
IC-7300の設定は以上です
zLogの設定
IC-7300とPCをUSBケーブルで接続した状態にしてください(両方とも電源はON)
Windowsのホームボタンを押して、「デバイスマネージャー」と検索してください
検索でヒットしたデバイスマネージャーをクリックして、デバイスマネージャーを開いてください
ポート(COMとLPT)というところをクリックして、画像のように中身を見えるようにしてください
「Silicon Labs CPx210」の最後にある「COM~」というところの数字をメモしてください。(ここではCOM5となっていますが、人によって異なりますので、ご注意ください)
zLogを通常通り起動してください
メニューの各種設定(英語版ではSettings)を押して、出てくるオプション(英語版ではOptions)というボタンを押してください
その中のハードウェア(英語版ではHardware1)を開いてください
Rig1を以下のように設定してください(画像を参考にする場合にはCOMの数字には注意してください)
- リグ制御(英語版ではControlPort)を5でメモした数字のCOMに変更(ここではCOM5)
- 通信速度(英語版ではSpeed)を19200
- リグ(英語版ではRig)をIC-7300
- キーイング(英語版ではCWport)を5でメモした数字のCOMに変更(ここではCOM5)
一番下にあるOKを押して、設定を保存してください
すると、リグコントロールできるようになります
CWに関する詳しい情報は交信方法(CW)、CQマシーンに関する詳しい情報はCQマシーンの利用をご覧ください