IC-9700とzLog 令和editionを接続する場合
ここでは、IC-9700をUSBケーブルを用いてリグコントロール(CI-V)、CWキーイング、CQマシンを行う場合の設定を説明します。
PCのセットアップ
IC-9700とPCを繋ぐ前に、無線機をUSBで操作するためのドライバーを以下のリンクからインストールしてください
過去にzLogを使っているPCで、ICOMまたはYaesuの無線機を用いたFT8(USBケーブルのみで)を行ったことがある場合や、USBケーブルを用いてICOMまたはYaesuの無線機を制御したことがある場合には、過去に同じことを行っていると考えられます。その場合には、この作業は不要です。
IC-9700の設定
バージョンについて
IC-9700のver1.32を想定しています。
ver1.32ではない場合でもリグコントロールは可能ですが、一部説明の画像と違う場合がございます。
以下のリンクからIC-9700のアップデートが可能です。
設定
SETを選んでください
外部端子を選んでください
右の下ボタンを押して2ページ目に行ってください。すると、変調入力があります。
変調入力(DATA OFF)があります。これを押して、MIC, USBに変更してください。
外部端子の設定のページに戻り、下ボタンを押して3ページ目に行ってください
CI-Vをタッチしてください
設定を画像のように変更してください
- USBポートをREMOTEから切断、USBボーレートを自動、USBエコーバックをOFFにする
外部端子の設定のページに戻り、下ボタンを押して4ページ目に行ってください
USB/SENDキーイングを押して、画像のようにUSBSENDをUSB(A) RTSに、USBキーイング(CW)をUSB(A) DTRにしてください
IC-9700の設定は以上です
zLogの設定
IC-9700とPCをUSBケーブルで接続した状態にしてください(両方とも電源はON)
Windowsのホームボタンを押して、「デバイスマネージャー」と検索してください
検索でヒットしたデバイスマネージャーをクリックして、デバイスマネージャーを開いてください
ポート(COMとLPT)というところをクリックして、画像のように中身を見えるようにしてください
「Silicon Labs CPx210」の最後にある「COM~」というところの「大きい方」の数字をメモしてください。(ここではCOM7となっていますが、人によって異なりますので、ご注意ください)
- 筆者の環境では大きい方の数字でした。 小さい方の数字の可能性もあります。 動かなかった場合は小さい方と読み替えて再度試してみてください。
zLogを通常通り起動してください
メニューの各種設定(英語版ではSettings)を押して、出てくるオプション(英語版ではOptions)というボタンを押してください
その中のハードウェア(英語版ではHardware1)を開いてください
Rig1を以下のように設定してください(画像を参考にする場合にはCOMの数字には注意してください)
- リグ制御(英語版ではControlPort)をメモした数字のCOMに変更(ここではCOM7)
- 通信速度(英語版ではSpeed)を19200
- リグ(英語版ではRig)をIC-9700
- キーイング(英語版ではCWport)をメモした数字のCOMに変更(ここではCOM7)
一番下にあるOKを押して、設定を保存してください
すると、リグコントロール(CI-V)、CWキーイング、CQマシンができるようになります
CWに関する詳しい情報は交信方法(CW)、CQマシーンに関する詳しい情報はCQマシーンの利用をご覧ください